Ethtrade(イーサトレード)って知っていますか？
HYIPの一つでイーサリアム(Ethereum)を使った投資プログラムを提供している会社です。
その月利はなんと25%！
4ヶ月で元が取れちゃう計算になります。
そんなすごい投資ってあるんでしょうか？？
下記のサイトでイーサトレードがレビューされています。
内容が英語なので意訳して解説してみたいと思います。
イーサトレードとは？
イーサトレード(Ethtradde)は2015年8月にエリック・ボンディとマイケル・フレドンウスキによって設立されました。
オンライントレードのプラットフォームとしては2016年4月に始動し、2016年7月に香港で会社登録されています。
イーサトレードはイーサリアム(Ethereum)のトレーディング会社として月利で25%のリターンを保証しています。
ROI(投資収益率)はとても魅力的に思えますが、本当にそんなこと可能なのでしょうか？
残念ながら、真っ当なトレーディング会社と考えるなら大間違いです。
イーサトレードは投資会社を装っていますが、公式ウェブサイトを見る限り、それがHYIP投資詐欺であることがわかります。
その理由を見ていきましょう。
新しいサイトで実態が不明
1番目の危険信号はイーサトレードが会社としての基本的な情報を何一つ開示していないことです。
ドメインは2016年2月に問うロックされていますが、ドメインの所有者は非公開になっています。
ですが、登録はなんとバハマになっています。
登録者名は不明で、登録者を検索してみても何も見つかりませんでした。
これは明らかに詐欺師が実際の居場所などを知られないようにしていることと受け取れます。
もし会社が基本的な情報を開示しないのなら、それはただの詐欺か、時間とお金を投資するに値しない存在といえるでしょう。
あいまいな投資情報
明らかにイーサトレードがどのように投資家から得られた資金を運用しているかが欠落しています。
どんな洞察、戦略、ゴールとテクニックで資金を運用しているのでしょう。
イーサトレードは非常にあいまいな戦略で運営されています。
さらに、イーサリアムについて正しくない情報を発信しています。
一番重要なことはイーサトレードが投資会社であるならば、香港証券先物取引委員会（SFC）によって規制されるべきです。
しかし、登録名簿にイーサトレードの名前はありません。
高すぎる25%の利率
私は数年来の投資家です。歴史的に見ても、投資はどんなに大きな会社の株価であっても年率10%以下であることが通常です。
しかし、HYIP詐欺は1%から2%の日利を約束しています。
イーサトレードは彼らの投資プランを隠すことなく開示しています。
開示されている予測値はあなたがどうのように25%の投資利益を得られるかを教えてくれます。
でも、私に言わせればこれは全く意味がありません。
おかしいことに、投資プランは完全に安定していて、どんな外的要因があってもプラスになっています。
これはなんだか変だと思いませんか？
高いROI(投資リターン率)は明らかに投資がねずみ講もしくはジャンク債であることを指しています。
永遠に価値が向上しない、もしくは破たんする可能性が非常に高いのです。
パートナーロゴが次々削除
2016年7月、イーサトレードはConsenSys, Maker, Slock.it,Digix, EtherPartyなどのロゴマークをホームページの下部に記載していました。
ところが、これらの会社はロゴを取り外すように要求し、今は掲載されていません。
彼らがイーサトレードと提携した実態はないようです。
ネズミ講の決定的な証拠：紹介料
イーサトレードは画期的な紹介料制度を導入しています。
ピラミッド構造で最下部の人(いわゆるダウン)からお金を収集して、上位の人が多く収益を得られる構造になっています。
お金を集めるには最高の方法です。
多くの投資会社がアフィリエイトを実施しているのは認めますが、彼らの紹介料を見る限り、完全にねずみ講によってトレーディングシステムが支えられていることがわかります。
実際の投資会社では、紹介料はすべて一律のはずです。
これは投資詐欺が行う典型的なトリックです。
紹介料をピラミッド構造にして新たな会員を次々集めるのです。
これはねずみ講がどのように運営されているかを示しています。
彼らの紹介によって新しいメンバーがピラミッド構造を支えることになります。
リターンを生むために新しいお金が必要なのです。
まとめ
これらの情報より、イーサトレードが投資詐欺であることはあきらかです。
自分のお金を投資する前に一度、立ち止まってよく考えてみましょう。
よく考えればそんな都合のよい話なんてないということが分かると思います。
投資詐欺には気を付けましょう。
自戒の念もこめて。。。
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