SportArb(スポーツアービトラージ、スポートアーブ)というHYIP案件をご存知でしょうか。
イギリスの公営競技の賭けに投資をして利益を分配する最近話題の投資案件です。
ところが、SportArbを調べていくときな臭い噂が…。
SportArbは投資詐欺、ねずみ講、ポンジスキームなんでしょうか。
では、見ていきましょう。
SportArbの会社実態とは?
2016年8月にイギリスで設立された会社です。
ウェブサイトによると、CEOのロナルド・ウォルドが創業した会社のようですね。
“sportarb.com”というドメイン自体は2016年の8月にCEOのロナルドによって契約されています。
投資をオンラインで募るようになったのは2017年に入ってからのようです。
SportArbの事業はイギリス公営ギャンブルへの投資?
SportArbの事業を確認するとイギリスの公営競技のブックメーカー、いわゆる賭け屋に分散投資して、利益を得る事業モデルのようです。
公営競技の勝ち負けを予想して分散投資して利益を得るという、事業内容だけを確認すると一見、まともな会社のようにも思えます。
一方、その利益の詳細などは公開されておらず、事業実態については不透明と言わざるを得ません。
投資詐欺の見分け方は下記の記事を参考にしてみてくださいね。
SportArbの日利
次にSportArbの元本回収期間や利率について調べてみます。
アフィリエイトメンバーになるだけなら無料で登録することができます。
一方、利益を得るためのメンバーになるには最低25ドルから金額を投資しなければなりません。
日利の記述をみると毎日の利益の60%や70%といった数字が。
この60%は何に効いてくるのか全くもって詳しい説明がありません。
う~ん、今までのHYIPと違って意味不明ですね…。
わざとあいまいさを残しているのか何なのか…。
SportArbの紹介料制度
次にSportArbの紹介料制度について調べてみます。
ピラミッド構造の紹介料が出てきた時点で詐欺を疑う必要があります。
SportArbの紹介料制度は下記のようなものでした。
はい、出ました、ピラミッド構造の紹介システム。
紹介料もレベル4まで受け取れる仕組みになっており、ねずみ講フラグが止まりません。
レベル1…7%
レベル2…3%
レベル3…1%
レベル4…1%
SportArbの説明では、紹介料はトレーディングのようなものによって支払われるとありますが、こんな複数レベルでの支払いがまかないきれるんでしょうか。
SportArbは詐欺なのか?
下記の3点より詐欺であると判断します。
- 事業についての明確な説明がない
- 紹介料が複数レベルのピラミッド構造になっている
- 日利の記述が収益の60%などあいまいな記述
最近は「出金できない」や「キャッシュバックされない」と言った苦情も増えてきているようです。
この手のポンジスキームは高額な紹介料や高利率なのものほど早くつぶれていく傾向にあると思います。
複利で増やせるなどのうたい文句で騙されないようにご注意ください。
SportArb(スポートアーブ)の他のサイトのレビュー
海外サイトでのレビューを見るとそのほとんどがScamすなわち詐欺という判定をしています。
これだけ詐欺判定があるHYIPも逆に珍しいですね…。
SportArbまとめ
ということで、SportArbは詐欺、ポンジスキームであると判断します。
あなたの大切なお金をどこに投資するか決めるのはあなた自身です。
投資は自己責任で。
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