みなさん、クラウドマイニングしてますか?
ビットコインドットコム(Bitcoin.com)のから衝撃のメールが届きました。
中国のマイニングデータセンターの停止です。
採掘契約に一体どんな影響があるんでしょうか。
まとめてみました。
ビットコインドットコムから採掘一時停止のお知らせ
ビットコインドットコムから2018年1月19日に下記の内容のメールが届きました。
内容は「無期限採掘契約を停止するよ」という趣旨のもの。
ポイントは下記の2点。
- 契約費用を100%全額返金。(ただし、ビットコインキャッシュで!)
- 1年や6ヶ月などの有期契約は影響を受けない
全文、Google翻訳したものを下記にのせておきます。
利用可能な無期契約一時停止、全額払い戻しBitcoin.com
ビットコインマイニングに関する中国の規制を、私たちは中国の外に、当社のマイニングハードウェアを移動しています。残念ながら、これは我々が移行が完了するまで、すべての無期採掘契約を一時停止する必要があることを意味します。
唯一の無期契約が影響を受けます。1年または6ヶ月の採掘契約などの他の契約は、アメリカにデータセンターがあるため影響を受けません。
あなたはこの時点で2つのオプションがあります。
1.(現在の為替レートでBCHに支払われる)あなたの最初のUSD費の100%全額返金を受けます。あなたが払い戻しを選択した場合、あなたの契約は永久に終了します。
2. 我々は中国の外のデータセンターに、当社のハードウェアを移動しながら、およそ4月30日まで、1月18日からご契約を一時停止します。
払い戻しは現在入手可能で、かつ、当社のハッシュ率がオンラインに戻るまで要求することができます。あなたの全額返金を受け取るには、お使いに行ってください購入契約のページで 、プロセスを完了するために「返還」をクリックし、ご契約をクリックしてください。
私たちのハッシュ率がオンラインに戻るまで、あなたの契約を一時停止することを好む場合は、アクションは必要ありません。
私たちはあなたの忍耐と理解していただきありがとうございます。
管理人は無期契約を購入していたため、モロ影響を受けることになりました。
ビットコインドットコムの現時点での採掘量は?
ということで、まずは払い出し状況を確認してみます。
うん、たしかに払い出し停止してる。。。
契約プランを確認すると、ステータスが「Paused」ということでした。たしかに停止中になっていますね。
10TH/sを2,990USDで無期契約してました。当時は1TH/sあたり299ドルとかで買えたんですよね。無期限契約でこの値段は今考えるとかなりお得。ジェネシスマイニングはもっとお得でしたが。
現時点で採掘した収益を確認すると…。
0.21043671 BTC
全期間ビットコイン採掘です。ビットコインキャッシュの採掘にも切り換え得はできたのですが。
円換算でどれぐらいの価値があるんでしょうか。2018年1月21日時点でのcoincheckのレートを使います。
0.21BTC×142万8311円=約30万円。
ほぼ投資額の2,990USDは回収できている計算です。マイニングが停止したとしてもまずは一安心ですね。
ビットコインドットコム、管理人は全額払い戻しを選択
無期限マイニングの全額払い戻しか、再開待ちか、の選択になりますが、全額払い戻しを選択しました。
選択肢としては下記の2つがあります。
- BCHで全額払い戻し
→リスク0で購入金額回収できる。ビットコインキャッシュ受け取りだが現在暴落しており、より多くのBCHもえらる? - 2018年4月30日のデータセンターの移行まで待つ
→低価格で購入できた無期限マイニングをキープできる。ただし、4ヶ月の機会損失と、採掘難易度上昇、価格のさらなる下落などリスクが多い。
仮想通貨投資はとにかく将来が見通せません。
1年先はおろか、1ヶ月先がどうなるかもわかりません。
今回の中国、韓国での規制強化での仮想通貨大暴落もそれを示していますね。
たとえ4ヶ月後といっても展望が見通せないのは大きなリスクと考えます。
また、2月下旬から3月上旬にかけて採掘難易度の上昇が予測されます。
Genesis Miningiなどで予約販売されたマイニングハードウェアが多数稼働するからです。
採掘難易度が上昇すれば4ヶ月後は今ほどの採掘量は得られないでしょう。
払い戻し手順
払い戻し手順は簡単です。
Bitcoin Cashの受け取りアドレスを準備
管理人はcoincheckで準備しました。「コインを受け取る」から「Bitcoin Cash」を選択します。
くれぐれもビットコインのアドレスと勘違いしないようにご注意ください。
ビットコインドットコムのBitcoin Cash支払先アドレス設定
次にビットコインドットコムの「設定」に移動し、「Bitcoin Cash」の支払先アドレスの変更(BCH)に移動しましょう。BCH Addressに先ほどのcoincheckで取得した、Bitcoin Cashの受け取りアドレスを設定します。その後、「アドレスの変更」をクリックします。
ビットコインドットコムで払い出し
次に、ビットコインドットコムの「購入済み契約プラン」に移動して、契約番号下の「Refund」をクリックします。
すると2段階認証で払い戻しの最終確認画面が出てきます。2段階認証のパスコードを入れて「Confirm」をクリックすると確定します。
払い出し量は1.5644BCHでした。coincheckのレートで換算してみます。2018年1月21日時点でのBCH価格は下記のとおりです。
1.5644 BCH × 213028 = 33万3261円でした。
1ドル110円とすると、購入金額2,990USDと一致しますね。
払い出しが完了するとBCH取引一覧に払い戻しが反映されます。
coincheckで受け取り確認
coincheckの「コインを受け取る」でBCHの受け取りを確認します。12 corfirmationで確定となります。
無事払い出しされました。
まとめ
ビットコインドットコムの無期限契約の一時停止についてまとめてみました。投資金額がすでに回収できていること、さらに全額払い戻しに対応してもらえること、など冷静に対応できました。
一方、データセンターの立地によっては他のクラウドマイニングでも同様のことが起きる可能性があります。やはり分散投資は大事ですね。飛んだり、Ponzi/Scamということもあったりするでしょう。
下記、管理人が投資しているクラウドマイニングについてまとめています。ご参考になれば幸いです。
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