仮想通貨で注目を集めているSteem(スティーム、スチーム)。
一体どんな仮想通貨なのでしょうか?
また、Windowsでの採掘方法について調べてみました。
Steemはソーシャルメディア?「いいね!」でSteemがもらえる!?
Steemとビットコイン、他の暗号通貨は何が違うのでしょうか?
まずは公式サイトを確認してみました。
公式サイトには下記のような記述があります。
『Steemはブロックチェーンによるソーシャルメディアで、誰でもどこでも報酬を得られます。』
実はこれこそが他のビットコインなどのや他の暗号通貨との違いで、Steemでは採掘作業以外でも、ブログを投稿したり、投稿に投票したりすることで報酬を得ることができます。
たとえば、Q&Aを見てみると下記のように記述があります。
Q: チッピング・プラットフォーム(注:サービス終了したGrowなどのチップで運営されるプラットフォーム)との違いはなんですか?
A: Steemでは報酬を得るのはシンプルです。投稿に投票するだけで報酬が得られます。Facebookで「いいね!」をするのと同じです。
こんなうまい話があるのかな??とちょっと疑問に思いますが、あくまでSteemの価値を決めているのはブログ投稿などのコンテンツということのようです。
さらに、Steemは下記の3つに分類されます。
- Steem
いつでも転送、トレードできる仮想通貨。
パワーアップという方法でSteem Powerに変換できる。 - Steem Power
長期間保持していることでより大きなパワーを得られるポイント。
影響力のあるブログ投稿や公正な投票でより多くのSTEEMを得られる。
アカウントの影響力を意味している。 - Steem Dollars
Steem 1$分の価値があるもの。
う~ん、イマイチ、どれがなんなのか分からないですね。。。
ビットコインなどの一般的な仮想通貨に相当するのが1番目のノーマルSteemということなんでしょうか。。。
とりあえずWindowsでSteemマイニング!
ブログ投稿でSteem Powerウンチャラはさておき、とりあえず、WindowsマシンでSteemを採掘することを考えてみます。
英語で手順が公開されていましたので日本語にしてみました。
- steemitでアカウントを登録する
FacebookかRedditのアカウントを選択。管理人はFacebookを選択しました。プロフィール情報が一部利用されますが、Facebookに勝手に投稿したりはしないのでご安心を。
ユーザー名、パスワードをいれて「SIGN UP」をクリックすれば完了です。
登録すればあとはブログ投稿などでもSteemを得られるようです。(今後確認) - 次にウィンドウズ用の採掘ソフトをダウンロードします。
Steem Windows Wallet and Miner for Windows - ダウンロードしたsteem-win-x64-???-?.zipを解凍します。
(32bit版のWindowsでは動かないので注意) - 解凍したフォルダの中のsteemd.exeを一度実行します。
- 初回起動時にwitness_node_data_dirフォルダーが自動的に作られます。
- witness_node_data_dirフォルダーの中のconfig.iniをメモ帳などで開きましょう。
- 『# P2P nodes to connect to on startup (may specify multiple times)』の行の下に下記のようにノードを追加します。
# P2P nodes to connect to on startup (may specify multiple times)
# seed-node =
seed-node = 52.38.66.234:2001
seed-node = 52.37.169.52:2001
seed-node = 52.26.78.244:2001
seed-node = 192.99.4.226:2001
seed-node = 46.252.27.1:1337
seed-node = 81.89.101.133:2001
seed-node = 52.4.250.181:39705
seed-node = steemd.pharesim.me:2001
seed-node = seed.steemed.net:2001
seed-node = steem.clawmap.com:2001
seed-node = seed.steemwitness.com:2001
seed-node = steem-seed1.abit-more.com:2001 - 『# name of witness controlled by this node (e.g. initwitness )』の下気に下記のようにアカウント名(ユーザー名)を設定します。
# name of witness controlled by this node (e.g. initwitness )
# witness =
witness = “steemitで設定したUsername” - 『# name of miner and its private key (e.g. [“account”,”WIF PRIVATE KEY”] )』のしたにユーザー名、WIFプライベートキーを設定します。
# name of miner and its private key (e.g. [“account”,”WIF PRIVATE KEY”] )
# miner =
miner = [“steemitで設定したUsername”,”WIFプライベートキー”]WIFプライベートキーの取得方法は下記のとおりになります。
1. steemitにログインし、ユーザーアイコンをクリックし、Wallet選択2. 「Permissions」をクリック
3. 「Login to show」をクリックして再度ログイン
4. ログイン後に「Show private key」をクリックしてプライベートキーを表示
5. ACTIVEの横に表示されたプライベートキーをコピー - 『# Number of threads to use for proof of work mining』を設定します。これを設定していないと採掘が始まらないので要注意(同期だけして何もしない)。数字はCPUのコア数になります。よくわからない方は1から始めて、値を増やしながら試してみてください。管理人の場合は4コアだったので4にしてます。
# Number of threads to use for proof of work mining
# mining-threads =
mining-threads = 4 - steemd.exeを閉じて再実行
下記のようにブロックチェーンの同期と採掘がはじまります。
まとめ
Steemの概要について簡単に調べてまとめてみました。
また、SteemをWindowsで採掘する手順を簡単にまとめてみました。
間違いなどありましたらぜひコメント欄でご指摘いただければと思います。
Steemのソーシャルメディアとしての側面も今後まとめてみたいと思います。
コメント
情報ありがとうございます。
ちなみに、1日どのくらいのsteemが掘れるんでしょうか?
ikezou様
コメントありがとうございます。
残念ながら最近採掘していないのでどれぐらい掘れるか分からないです。
どれぐらい掘れるか調べてみたいと思います。